無料で使えるQRコードメニュー5選|
飲食店オーナーが実際に比較してみた
この記事のポイント
- 無料で使えるQRコードメニューサービスは、レビメニュー・スマ食・Canva・GoodMenu・スキャンでメニューの5つ
- 写真メニュー+多言語+口コミまで無料で使えるのはレビメニュー
- PDFをそのままQR化するだけなら、スキャンでメニューが最も手軽
- まずは無料プランで試して、お店に合うサービスを見つけるのがおすすめ
「QRコードメニューを入れたいけど、月額料金がかかるのはちょっと…」「まずは無料で試してみたい」——個人経営の飲食店だと、こう考えるのは当然ですよね。
実際に調べてみると、無料で使えるQRコードメニューサービスはいくつかあります。ただ、無料の範囲や機能はサービスによってけっこう違います。
この記事では、飲食店オーナーの目線で5つの無料QRコードメニューサービスを実際に触って比較しました。「結局どれがいいの?」という疑問に、正直にお答えします。
無料のQRコードメニューサービスを探した理由
夫婦でイタリアンを経営しているB様(14席)に話を聞きました。
「うちは季節ごとにメニューを変えるんですが、紙のメニューを差し替えるのがとにかく面倒で。デザインを作って、印刷して、ラミネートして…。それだけで半日つぶれます。あと、外国人のお客さまが増えてきて、英語メニューを別で作ってたんですけど、メニューが変わるたびに2つ更新するのが大変でした」
B様がQRコードメニューを導入した結果、多言語対応で外国人のお客さまもスムーズに注文できるようになり、毎月の印刷コストは約3,000円から0円に。メニューの差し替えも管理画面から数分で完了するようになりました。
オーナーの声
「英語メニューを別で作らなくていいのが助かります。季節メニューの更新も、写真を撮ってアップするだけ。最初は無料プランで試して、これならいけるなと思って導入しました」
——イタリアン B様(夫婦経営・14席)
B様のように「まずは無料で試してみたい」というニーズは多いです。QRメニューとは何かを押さえた上で、実際に無料で使えるQRコードメニューサービスを5つピックアップして比較してみました。
無料QRコードメニューサービス5選
1. レビメニュー
写真メニュー・多言語対応(5言語)・口コミ表示・OCR読み取りと、飲食店向けの機能がひと通り揃っているサービスです。無料プランでもメニュー登録や基本機能が使えます。
実際に触ってみて良かったのは、既存の紙メニューをスマホで撮影するだけでOCRが自動でメニュー項目を読み取ってくれるところ。手入力の手間がかなり減ります。多言語翻訳も自動なので、英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語のメニューが一気にできます。
口コミ表示は他のサービスにはない機能で、お客さまの「推しコメント」がメニュー上に表示されるのがユニーク。はじめてのお客さまが「何を頼もうかな」と迷ったときに参考になります。レビメニューの詳しい使い方はQRコードメニューの作り方ガイドで解説しています。
2. スマ食
飲食店に特化したQRコードメニューサービスです。写真付きメニューの作成がかんたんで、カテゴリ分けや価格表示にも対応しています。
無料プランではメニュー登録数に制限がありますが、小規模なお店なら十分使えるレベル。操作画面もシンプルで、ITが苦手なオーナーさんでも迷わず設定できそうです。ただ、多言語対応は有料プランからなので、インバウンド客が多いお店だと物足りないかも。
3. Canva
正確にはQRコードメニュー専用のサービスではなく、デザインツールです。メニューのテンプレートが豊富にあって、おしゃれなPDFメニューを無料で作れます。
ただし、作れるのはあくまで「画像やPDFのメニュー」であって、写真をタップして詳細を見たり、多言語を切り替えたりはできません。QRコードの生成も別のツールが必要です。「デザインにこだわりたいけど、デジタルメニューの機能は要らない」という場合には選択肢に入ります。
4. GoodMenu
シンプルなメニュー表示に特化したサービスです。登録してメニューを入力するとQRコードが生成され、お客さまがスマホで読み取ればメニューが表示されます。
機能は最小限ですが、そのぶん設定が楽。「とにかくすぐにQRメニューを始めたい」というお店にはいいかもしれません。写真の掲載や多言語対応は限定的なので、メニューの見せ方にこだわりたい場合は物足りなさを感じるかも。
5. スキャンでメニュー
既存の紙メニューをPDFにして、そのままQRコードで表示するサービスです。無料で使えて、紙メニューのデザインをそのままデジタル化できるのがメリット。
ただ、やっていることは「PDFをスマホで見せる」だけなので、写真の拡大表示や多言語対応、口コミ表示といった機能はありません。「今のメニューをそのままQRコードにしたい」だけなら手軽ですが、デジタルメニューならではの強みは活かせません。
無料サービス比較表
| サービス名 | 写真メニュー | 多言語対応 | 口コミ表示 | 登録数制限 | 月額料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| レビメニュー | 無制限 | 5言語(自動翻訳) | あり | 無料プランは制限あり | 無料〜7,980円 |
| スマ食 | あり | 有料プランから | なし | 無料プランは制限あり | 無料〜 |
| Canva | PDFのみ | 手動で作成 | なし | なし | 無料(QR生成は別途) |
| GoodMenu | あり(制限あり) | 限定的 | なし | あり | 無料〜 |
| スキャンでメニュー | PDF表示のみ | なし | なし | なし | 無料 |
こうして並べてみると、「無料」の中身はサービスによってかなり違うことがわかります。PDF表示だけで良ければスキャンでメニューが一番手軽ですが、写真メニュー・多言語・口コミまで求めるならレビメニューが一歩リードしている印象です。
無料と有料の違い
多くのQRコードメニューサービスは「フリーミアム」モデルを採用しています。基本機能は無料で使えるけど、一部の機能やメニュー登録数に制限がある、というパターンです。
無料プランで制限されがちなのは、こんなポイント。
メニュー登録数
無料プランだと10〜30品くらいまで、というサービスが多いです。居酒屋のように100品以上あるお店だと、無料プランでは足りないかもしれません。逆にカフェや小さなレストランなら、無料の範囲で収まることも。
多言語対応
無料プランでは日本語のみ、有料プランから多言語対応というサービスもあります。インバウンド対応が必要なお店は、無料プランの言語対応を確認しておきましょう。
アクセス解析
「どのメニューがよく見られているか」「何時頃にアクセスが多いか」といったデータは、有料プランで提供されることが多いです。お店の運営改善に活かしたいなら、有料プランの検討もアリ。
広告表示
無料プランではメニュー画面にサービスの広告やロゴが表示されるケースもあります。お客さまの目に入るものなので、気になる場合は有料プランで非表示にできるか確認しましょう。
正直なところ、小規模なお店で「まず試してみたい」くらいなら無料プランで十分なケースが多いです。使ってみて「もっとこうしたい」が出てきたら、そのタイミングで有料プランを検討すればいいと思います。
まとめ:どのサービスを選ぶべき?
5つのサービスを実際に触ってみた感想をまとめると、用途によっておすすめが変わります。
写真メニュー+多言語+口コミで「ちゃんとしたデジタルメニュー」を作りたいならレビメニュー。無料プランでも基本機能が使えるので、まずは試してみる価値があります。
シンプルに始めたいならスマ食やGoodMenu。機能は限定的ですが、設定が楽なのはメリットです。
おしゃれなPDFメニューが欲しいならCanva。ただしQRコード生成は別途必要です。
今の紙メニューをそのままQR化するだけならスキャンでメニューが最も手軽です。
どのサービスも無料で始められるので、気になるものを実際に試して、お店に合うかどうか確かめてみるのが一番です。