飲食店のメニューをQRコード化する方法
|紙メニューからの移行ガイド

レビメニュー編集部

飲食店のメニューをQRコード化するとは、紙メニューの代わりにQRコードを設置し、お客さまのスマートフォンでデジタルメニューを表示する仕組みに移行することです。印刷コストの削減、リアルタイムなメニュー更新、多言語対応といったメリットがあります。

この記事のポイント

  • メニューのQRコード化は3つの方法がある(PDF化、専用サービス、自作)
  • 専用サービスを使えば10分で完了、無料プランで始められる
  • 年間3〜5万円の印刷コスト削減が見込める
  • 紙メニューとの併用がおすすめ(完全移行は不要)

「紙のメニューを毎月印刷し直すのがしんどい」「メニューの変更があるたびにコストがかかる」——飲食店を経営していると、こういう悩みって地味にありますよね。

メニューをQRコード化すれば、印刷コストはゼロ。メニューの更新もスマホやパソコンからリアルタイムで反映できます。しかも多言語対応もセットでついてくるサービスが多い。

この記事では、紙メニューからQRコードメニューに移行する方法を3パターン紹介して、業態別のおすすめも解説します。

メニューのQRコード化とは?

メニューのQRコード化とは、テーブルにQRコードを設置して、お客さまのスマートフォンでデジタルメニューを表示する仕組みに切り替えることです。

紙のメニューブックの代わりに(もしくは紙と併用して)、写真付きのデジタルメニューを提供します。お客さまはQRコードをスマホのカメラで読み取るだけ。特別なアプリは必要ありません。

「メニューの電子化」「デジタルメニュー化」とも呼ばれます。デジタルメニューについて詳しくはこちらも参考になります。

QRコード化の3つのメリット

1. 印刷コストの削減(年間3〜5万円の節約)

紙メニューの印刷代、ラミネート代、差し替えの手間——これらがすべてゼロになります。季節メニューの入れ替えやランチ限定メニューの追加のたびに印刷する必要がなくなるので、月2,000〜5,000円、年間で3〜5万円のコスト削減が見込めます。

2. メニュー変更がリアルタイムで反映

日替わりメニューの追加、品切れ表示、価格変更——管理画面から変更するだけで、即座にお客さまのスマホに反映されます。「あ、さっき品切れになったやつまだメニューに載ってる…」というヒヤッとする場面がなくなります。

3. 多言語対応でインバウンド集客

QRメニューサービスの多くは多言語対応機能を持っています。英語・中国語・韓国語など、お客さまのスマホの言語設定に合わせて自動でメニューが翻訳されます。外国語メニューを別途作る手間も、翻訳を外注するコストもかかりません。

メニューをQRコード化する3つの方法

方法1: 既存PDFメニューをQRコード化(最も手軽)

すでに紙メニューのPDFデータがあるなら、それをGoogleドライブやDropboxにアップロードして、共有リンクをQRコード化するだけ。5分でできます。

メリット:とにかく手軽。今あるメニューをそのままデジタル化できる。
デメリット:スマホでPDFは見づらい。多言語対応や写真表示の最適化ができない。更新のたびにPDFを差し替える手間がある。

おすすめ

方法2: QRメニュー専用サービスを使う

QRメニューの専用サービスに登録して、管理画面からメニューを作成する方法。写真付きでスマホに最適化されたメニューが作れます。

メリット:スマホで見やすいUI。多言語対応。メニュー更新がリアルタイム。OCR機能で既存メニューの自動読み取りも可能。
デメリット:初期のメニュー登録に少し時間がかかる(OCR使えば大幅短縮)。

無料で使えるQRメニューサービスの比較はこちら

方法3: Canva等で自作してQRコード化

CanvaやGoogleスライドでメニューページを作成し、Web公開してQRコード化する方法。デザインにこだわりたい方向けです。

メリット:デザインの自由度が高い。ブランドイメージに合わせたメニューが作れる。
デメリット:更新のたびにデザインツールで編集が必要。多言語対応やスマホ最適化は自分で対応する必要がある。

3つの方法の比較表

PDF化 専用サービス 自作(Canva等)
手軽さ ◎ 最も手軽 ○ かんたん △ やや手間
スマホの見やすさ △ PDF拡大が必要 ◎ スマホ最適化 ○ デザイン次第
多言語対応 ✕ 手動翻訳 ◎ 自動翻訳 △ 手動翻訳
メニュー更新 △ PDF差替え ◎ リアルタイム △ 再編集が必要
料理写真 ○ PDFに含まれていれば ◎ 大きく表示 ○ デザイン次第
費用 無料 無料〜月数千円 無料(Canva Free)

総合的には方法2の専用サービスがおすすめです。スマホでの見やすさ、多言語対応、リアルタイム更新のすべてを無料プランから使えるサービスが多くあります。

【実践】10分でメニューをQRコード化する手順

専用サービスを使う場合の具体的な手順を紹介します。ここでは例として、10分でメニューのQRコード化が完了する方法を解説します。

1

料理写真を撮影する

スマートフォンのカメラで料理の写真を撮ります。全メニューの写真がなくても、人気メニューの数品だけでOK。残りは後から追加できます。

撮影のコツ:自然光の当たる窓際で、料理の正面やや上の角度(45度くらい)から撮ると美味しそうに見えます。背景はシンプルに、お皿全体が入るように。

2

QRメニューサービスに登録する

QRメニューサービスのサイトからアカウントを作成します。メールアドレスとお店の情報(店名、業態など)を入力するだけ。多くのサービスは無料プランがあるので、まずはお試しで始められます。

3

メニューを登録する(OCR活用も)

管理画面から、カテゴリ(前菜、メイン、ドリンクなど)を作成し、料理名・価格・写真を登録します。

既存の紙メニューがあるなら、OCR(画像認識)機能を使えば、メニューの写真を撮影するだけで料理名と価格を自動で読み取ってくれるサービスもあります。手入力の手間が大幅に省けます。実際の作成手順では、ステップバイステップで解説しています。

QRコードメニューの作り方について、もっと詳しくはこちら

4

QRコードを発行・印刷する

メニュー登録が完了すると、お店専用のQRコードが自動生成されます。このQRコードを印刷しましょう。コンビニのプリンターでも印刷できますし、サービスによってはきれいなデザインのQRコードカードをダウンロードできるものもあります。

5

テーブルに設置する

印刷したQRコードをテーブルや卓上ポップに設置します。「スマホでメニューが見られます」「QRコードを読み取ってください」と一言添えておくと、お客さまも迷わず使えます。100均のアクリルスタンドやカードスタンドが安くて便利です。

業態別のおすすめQRコード化方法

カフェ・喫茶店(メニュー数少なめ)

メニュー数が20品以下なら、登録も短時間で完了します。専用サービスで写真付きメニューを作るのがおすすめ。コーヒーやスイーツは写真映えするので、お客さまの「これ頼んでみよう」を引き出しやすいです。おしゃれな雰囲気を大事にするなら、QRコードカードのデザインにもこだわりましょう。

居酒屋・バル(メニュー数多め)

メニュー数が50品以上あるなら、OCR機能付きのサービスが便利。既存メニューの写真を撮影するだけで自動登録できます。日替わりメニューや品切れの切り替えもリアルタイムでできるので、「もう終わっちゃいました」を減らせます。飲み放題メニューや宴会コースも登録できるサービスを選びましょう。

レストラン・料亭(高級感を重視)

高級感のあるお店では、メニューのデザインも品格が求められます。写真のクオリティにこだわり、料理の説明文も丁寧に。多言語対応は外国人ゲストへのおもてなしとして重要です。紙メニューとQRメニューを併用して、紙メニューは「おもてなし」、QRメニューは「情報補完(写真・多言語)」という使い分けがうまくいきます。

QRコード化で失敗しないための3つのポイント

1. いきなり全メニューを登録しなくていい

「全メニュー登録してからスタート」と考えると腰が重くなります。まずは人気メニュー10品だけ登録して使い始めて、反応を見ながら残りを追加していくのがおすすめ。完璧を目指す必要はありません。

2. 紙メニューとの併用から始める

QRコードメニューを導入したからといって、紙メニューを一気になくす必要はありません。紙メニューも数部残しておいて、お客さまが選べるようにしましょう。自然とQRメニューを使うお客さまが増えていけば、紙メニューの数を減らしていけばOKです。

3. スタッフにも使い方を共有する

スタッフ全員がQRメニューの使い方を理解しておくことが大事です。「QRコードで見られるんですけど、どうやるんですか?」と聞かれた時にスムーズに案内できるように。管理画面の操作方法も、メニュー更新を担当するスタッフには共有しておきましょう。

導入事例:紙メニューからQRコードに切り替えた飲食店の声

事例

居酒屋オーナー F様(駅前・30席)

背景:メニュー数80品以上、季節メニューの入れ替えが頻繁。紙メニューの印刷代が月5,000円ほどかかっていた。外国人観光客も増えてきたが、英語メニューは用意できていなかった。

QRコード化の方法:QRメニュー専用サービスに登録し、OCR機能で既存メニューを一括読み取り。写真は人気メニュー30品から順次追加。

結果:印刷コスト月5,000円→0円。多言語対応で外国人のお客さまの注文がスムーズに。季節メニューの差し替えも管理画面から5分で完了するようになった。

「正直、メニュー80品の登録が大変そうだなと思ってたんですけど、OCRで既存メニューの写真を撮ったら自動で入力してくれて、2時間くらいで終わりました。写真は人気メニューだけ先に撮って、残りは営業しながらちょっとずつ。そんな感じで十分でした」

— 居酒屋オーナー F様

よくある質問

紙メニューを完全になくす必要がある?
いいえ、紙メニューとQRコードメニューは併用がおすすめです。スマホに慣れているお客さまにはQRコード、紙で見たいお客さまには紙メニューを渡す、というスタイルが多くの飲食店で好評です。
QRコード化にかかる費用は?
無料で始められるサービスが多くあります。QRメニュー専用サービスなら無料プランから利用でき、月額も0円〜数千円程度。QRコードの印刷はコンビニプリントで数十円、卓上ポップは100均でも購入可能です。
メニュー写真はプロに頼むべき?
スマートフォンで撮影した写真で十分です。自然光の下で、料理の正面やや上の角度から撮影するときれいに撮れます。慣れてきたら徐々にプロ写真に差し替えていく方法もあります。

まとめ

メニューのQRコード化は、紙メニューの印刷コスト削減・リアルタイム更新・多言語対応を一度に実現できる方法です。

方法は3つありますが、スマホで見やすく、多言語対応もできる「専用サービス」がおすすめ。無料プランから始められるので、まずは人気メニューだけ登録して試してみてください。紙メニューとの併用からスタートすれば、リスクもゼロです。

紙メニューの印刷コスト、もうかかりません。

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