QRメニューとは?
飲食店向けの作り方・導入メリットを徹底解説

レビメニュー編集部

QRメニューとは、飲食店のテーブルに設置したQRコードをスマートフォンで読み取ると、料理写真付きのデジタルメニューが表示されるサービスです。紙メニューの代わりにスマホでメニューを閲覧でき、多言語対応やメニュー更新の手間削減といったメリットがあります。

この記事のポイント

  • QRメニューはメニュー閲覧に特化したサービス。QRオーダー(注文・決済まで行うシステム)とは別物
  • 手数料0円で、お店の接客スタイルを変えずに導入できる
  • 多言語対応でインバウンド客にも対応。写真で料理のイメージが伝わりやすい
  • 無料プランから始められ、最短即日で導入可能

「紙のメニューだと写真が載せきれない」「海外のお客さまにメニューが伝わらない」「QRオーダーは手数料が気になる」——飲食店を経営していると、こんな悩みが出てきますよね。

そんな課題を解決してくれるのがQRメニューです。お客さまのスマートフォンでQRコードを読み取るだけで、写真付きのメニューが表示されます。注文はこれまで通り口頭でOKなので、お店の接客スタイルを変える必要がありません。

この記事では、QRメニューの仕組みからメリット・デメリット、具体的な作り方、サービスの選び方まで、飲食店オーナーの方に向けてわかりやすく解説します。

QRメニューとは

QRメニューとは、飲食店のテーブルや卓上ポップに設置したQRコードをお客さまのスマートフォンで読み取ると、料理写真付きのデジタルメニューが表示されるサービスです。

紙のメニューブックと違って、写真を大きく表示できたり、多言語に対応できたり、メニューの変更がリアルタイムでできるのが特長です。

2024年の調査によると、QRコードを使ったセルフオーダーの利用経験率は57%に達しており、QRコードでメニューを見ることに抵抗がないお客さまが増えています。

QRメニューとQRオーダーの違い

「QRメニュー」と「QRオーダー」は混同されがちですが、実はまったく別物です。

QRメニュー(閲覧型) QRオーダー(注文型)
できること メニューの閲覧 メニュー閲覧 + 注文 + 決済
注文方法 口頭(今まで通り) スマホから注文
手数料 0円 注文ごとに数%〜
接客スタイル 変わらない 大きく変わる
導入の手軽さ かんたん POS連携等が必要
向いているお店 接客を大事にしたい店
個人店・小規模店
大規模チェーン
人件費を大幅に減らしたい店

QRオーダーは便利ですが、注文ごとに手数料がかかったり、POS連携が必要だったり、「お客さまとの会話がなくなる」といった声もあります。

一方、QRメニューはメニューの閲覧に特化しているので、注文は今まで通り口頭。手数料は0円で、導入もかんたんです。「システムを全部変えるのは不安だけど、メニューの見せ方は改善したい」という飲食店にぴったりです。

QRメニューを導入する5つのメリット

1. 料理写真で注文がスムーズになる

紙のメニューだと写真を載せるスペースが限られますが、QRメニューならスマホの画面をフル活用できます。料理の見た目がわかるので、「どんな料理だろう?」という不安がなくなり、はじめてのお客さまでも注文しやすくなります。結果として、注文数の増加や客単価アップにつながることもあります。

2. 多言語対応でインバウンドに強い

訪日外国人が増えている今、メニューの多言語対応は重要です。QRメニューなら、お客さまのスマホで言語を切り替えるだけで翻訳メニューが表示されます。英語・中国語・韓国語など複数言語に対応しているサービスを選べば、スタッフが外国語を話せなくても安心です。

3. メニュー更新がリアルタイム

日替わりメニューや季節メニューの追加、品切れ表示など、メニューの変更が管理画面からすぐにできます。紙メニューのように「印刷して差し替えて…」という手間がかかりません。毎月の印刷コストもゼロになります。

4. 衛生面で安心

紙やラミネートのメニューブックは、多くのお客さまが触るので衛生面が気になります。QRメニューならお客さま自身のスマホで見るので、不特定多数が触るものが減ります。コロナ禍をきっかけに導入が広まりましたが、衛生面のメリットは今も変わりません。

5. 口コミ・推しコメントで「迷い」を減らせる

一部のQRメニューサービスでは、お客さまの口コミや「推しコメント」をメニュー上に表示できます。「このお店に来たら絶対これ!」という声がメニューに載っていると、はじめてのお客さまも選びやすくなります。

導入事例:実際に使っている飲食店の声

「QRメニューって実際どうなの?」という疑問に答えるために、導入した飲食店オーナーの声を紹介します。

事例1

居酒屋A様(都内・個人経営・8席)

課題:カウンター8席+テーブル2卓の小さなお店。手書きメニューで写真がなく、料理名だけだとお客さまに伝わりにくい状態でした。最近は外国人のお客さまも増えてきたのに、英語メニューを用意する余裕がなかったそうです。

効果:QRメニュー導入後、写真を見て「これも頼もう」というお客さまが増え、客単価が15%アップ。多言語対応で外国人のお客さまも写真を見ながらスムーズに注文できるようになりました。

「紙を印刷し直す手間がなくなったのが地味にデカいですね。日替わりメニューも管理画面から変えるだけだし、写真があるだけでお客さんの反応が全然違います」

— 居酒屋A様オーナー

事例2

イタリアンB様(都内・夫婦経営・14席)

課題:季節メニューの差し替えが毎月面倒で、英語メニューを別途作っていたのも負担でした。印刷代だけで月3,000円ほどかかっていたそうです。

効果:多言語対応のQRメニューに切り替えたことで、英語メニューを別で作る必要がなくなりました。印刷コストは月3,000円→0円に。季節メニューも管理画面から即座に反映できるようになりました。

「英語メニューを別で作らなくていいのが本当に助かります。翻訳は自動だし、季節メニューの追加も夫婦で手分けしてサクサクできます」

— イタリアンB様オーナー

事例3

焼肉C様(繁華街・20席)

課題:QRオーダーシステムを導入していましたが、注文ごとの手数料が月2万円ほどに。お客さまからも「操作がわかりにくい」「注文が面倒」という声がありました。

効果:閲覧型のQRメニューに切り替えたことで、手数料が月2万円→0円に。注文は口頭に戻したことで、お客さまとの会話が増えて常連さんの満足度もアップしたそうです。

「お客さんと話す機会が増えて、常連さんも喜んでくれてるんですよ。手数料もゼロになったし、うちみたいな小さい店にはQRメニューのほうが合ってました」

— 焼肉C様オーナー

QRメニューのデメリットと対策

スマホを持っていないお客さまへの対応

ご高齢のお客さまなど、スマホを持っていない場合もあります。対策としては、紙のメニューも数部用意しておくこと。QRメニューはあくまで「便利な選択肢を増やす」ものであって、紙メニューを完全になくす必要はありません。

通信環境への依存

QRメニューはインターネット経由で表示するので、店内のWi-Fi環境が弱いとメニューの表示が遅くなることがあります。お客さまのモバイル回線でも問題なく表示できますが、店内Wi-Fiを整備しておくとより快適です。

初期設定の手間

メニューの登録や写真のアップロードなど、最初のセットアップには時間がかかります。ただし、OCR(画像認識)で既存メニューを読み取って自動登録できるサービスもあるので、手間を大幅に減らすことも可能です。具体的な作り方はQRコードメニューの作り方ガイドをご覧ください。

QRメニューの作り方【3ステップ】

1

メニュー情報と料理写真を準備する

料理名・価格・カテゴリ(前菜、メイン、ドリンクなど)と、料理写真を用意します。写真はスマホで撮影したものでOK。自然光の下で撮ると美味しそうに見えます。既存の紙メニューがあれば、OCR対応のサービスを使えば自動で読み取ってくれるものもあります。

2

QRメニューサービスに登録してメニューを作成

QRメニューサービスにアカウントを作成し、管理画面からメニューを登録します。多くのサービスは無料プランやトライアルがあるので、まずは試してみるのがおすすめ。メニューの登録が終わると、お店専用のQRコードが自動生成されます。

3

QRコードを印刷してテーブルに設置

生成されたQRコードをプリントして、テーブルや卓上ポップに設置します。「QRコードでメニューが見られます」と一言添えておくと、お客さまも迷わず使えます。あとはお客さまがスマホで読み取るだけ。

QRメニューサービスの選び方

QRメニューサービスを選ぶときに見るべきポイントは4つあります。

料理写真の表示

写真がきれいに表示されるかは重要です。サービスによっては写真の掲載枚数に制限があったり、表示サイズが小さかったりします。お試しで使ってみて、写真の見え方を確認しましょう。

多言語対応

インバウンド対応が必要なら、対応言語数を確認しましょう。英語だけでなく、中国語・韓国語・タイ語など、お店に来る外国人のお客さまの言語をカバーしているかがポイントです。

料金体系

無料プランがあるか、月額料金はいくらか、注文ごとの手数料はかかるか。特にQRオーダー系のサービスは注文手数料が発生するので、ランニングコストをよく確認しましょう。QRメニュー(閲覧型)なら手数料がかからないサービスが多いです。

注文機能の有無

「メニューを見せたいだけ」なのか「注文まで受けたい」のかで、選ぶサービスが変わります。口頭注文のスタイルを維持したいなら、閲覧型のQRメニューで十分です。逆に「スマホ注文で人件費を減らしたい」ならQRオーダーを検討しましょう。

おすすめQRメニューサービス比較

主なQRメニュー関連サービスを比較しました。お店のニーズに合ったサービスを選んでください。

サービス名 タイプ 多言語 写真メニュー 口コミ表示 月額料金
レビメニュー 閲覧型 5言語 無制限 あり 無料〜7,980円
SORENA 閲覧型 10言語 あり なし 無料〜
ダイニー 注文型 あり あり なし 要問合せ
Square 注文型 なし あり なし 無料(手数料あり)
スキャンでメニュー 閲覧型 なし PDF表示 なし 無料

閲覧型のQRメニューは、注文スタイルを変えたくないお店に向いています。特にレビメニューは、写真メニュー・多言語対応・口コミ表示の3つが揃っている点が特長です。

注文型のQRオーダーは、注文・決済まで自動化したい大規模チェーンに向いています。ただし注文ごとの手数料やPOS連携のコストを考慮する必要があります。

よくある質問

QRメニューの導入にかかる時間は?
サービスに登録してメニューを入力するだけなので、早ければ1〜2時間で始められます。メニュー数が多い場合でも、OCR読み取り機能を使えば大幅に時間を短縮できます。
お客さまにQRコードを読んでもらえるか不安です
スマートフォンのカメラをQRコードにかざすだけなので、特別な操作は必要ありません。2024年時点でQRコードの利用経験率は57%に達しており、多くのお客さまがすでに使い慣れています。紙メニューも併用すれば、スマホが苦手なお客さまにも対応できます。
既存のPOSレジとの連携は必要ですか?
閲覧型のQRメニューならPOS連携は不要です。メニューの「見せ方」を変えるだけなので、お店のオペレーションに影響しません。QRオーダー(注文型)の場合はPOS連携が必要になることがあります。
メニューの写真がなくても始められますか?
はい、写真なしでもテキストメニューとして始められます。ただし、写真があると注文率が上がるので、少しずつ写真を追加していくのがおすすめです。スマホで撮影した写真で十分です。

まとめ

QRメニューは、飲食店のメニューの見せ方を改善するシンプルなサービスです。QRオーダーのように注文スタイルを大きく変える必要がなく、手数料もかかりません。

写真付きメニューで注文がスムーズになり、多言語対応でインバウンドにも対応でき、メニュー更新もリアルタイム。お店の接客スタイルはそのままに、メニューだけをアップグレードできます。

「まず試してみたい」という方は、無料プランやトライアルのあるサービスから始めてみるのがおすすめです。

注文はこれまで通り口頭でOK。

写真・多言語・口コミ付きのQRメニューを、まずは無料でお試しください。

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