QRメニューとQRオーダーの違い
|飲食店はどっちを選ぶべき?
この記事のポイント
- QRメニューはメニュー閲覧特化(手数料0円)、QRオーダーは注文・決済まで行うシステム
- QRオーダーは注文ごとに手数料がかかることが多い。QRメニューは手数料なし
- 接客スタイルを変えたくないなら QRメニュー、完全セルフ化したいなら QRオーダー
- 「まずQRメニューから始めて、必要ならQRオーダーに移行」が失敗しにくい
「QRメニューとQRオーダー、どっちがいいの?」——飲食店でQRコードを使ったサービスを検討していると、この疑問にぶつかりますよね。
名前は似ているけど、実は仕組みがまったく違います。どっちを選ぶかで手数料・接客スタイル・導入コストが大きく変わってくるので、お店に合ったほうを選ぶのが大事です。具体的なQRメニューの作り方は別の記事で詳しく解説しています。
この記事では、両方導入した経験のある居酒屋オーナーの視点から、QRメニューとQRオーダーの違いをわかりやすく解説します。「うちのお店にはどっちが合ってるんだろう?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
QRメニューとQRオーダー、何が違う?
一言でいうと、メニューを「見せる」だけか、「注文まで受ける」かの違いです。
QRメニュー(閲覧型)は、お客さまがQRコードを読み取ると写真付きのメニューが表示されるサービスです。注文はこれまで通り口頭で。スタッフがテーブルに行って「ご注文お伺いします」という流れはそのままです。
QRオーダー(注文型)は、メニューの閲覧だけでなく、お客さまがスマホから直接注文・決済までできるサービスです。スタッフが注文を取りに行く必要がなくなるので、人件費の削減につながります。
「どっちが優れている」というわけではなく、お店の規模や接客スタイルによって合う・合わないがあります。
QRメニューとQRオーダーの比較表
まずはざっくり比較してみましょう。
| QRメニュー(閲覧型) | QRオーダー(注文型) | |
|---|---|---|
| できること | メニューの閲覧・写真表示・多言語対応 | メニュー閲覧 + 注文 + 決済 |
| 注文方法 | 口頭(今まで通り) | スマホから直接注文 |
| 手数料 | 0円 | 月額2万円〜 + 注文ごとに数% |
| 接客スタイル | 変わらない | 大きく変わる(注文取りが不要に) |
| 導入コスト | 無料〜月7,980円 | 月2万円〜 + 初期費用 |
| POS連携 | 不要 | 必要(連携開発が必要な場合も) |
| 導入の手軽さ | かんたん(最短1〜2時間) | POS連携・スタッフ研修が必要 |
| 向いているお店 | 接客を大事にしたい店 個人店・小規模店 |
大規模チェーン 人件費を大幅に減らしたい店 |
こうして比較すると、けっこう違いがはっきりしますよね。個人店や小規模店なら、正直QRメニュー(閲覧型)で十分なことが多いです。
QRオーダー(注文型)のメリット・デメリット
メリット
人件費の削減。お客さまがスマホから直接注文するので、注文を取りに行くスタッフの数を減らせます。大規模チェーンや、慢性的に人手不足のお店には大きなメリットです。
注文ミスの防止。口頭での「聞き間違い」がなくなります。お客さまが自分で選んで注文するので、「頼んだものと違う」というトラブルが減ります。
データ収集。注文データが自動で蓄積されるので、売れ筋メニューの分析や在庫管理に活用できます。
デメリット
手数料が高い。月額2万円〜が相場で、それに加えて注文ごとに数%の手数料がかかるサービスもあります。個人店にとっては、けっこう痛い出費です。
接客が減る。「効率化」の裏返しですが、お客さまとの会話が激減します。常連さんとの関係づくりや、おすすめを伝える機会がなくなるのは、お店の雰囲気によっては大きなマイナスです。
POS連携が必要。既存のPOSレジとの連携が必須になるケースが多く、導入に時間とコストがかかります。連携がうまくいかないと、注文データの二重管理になってしまうことも。
「使いにくい」の声。お客さまの中には「スマホで注文するの面倒」「操作がわかりにくい」という方も一定数います。特に年配のお客さまが多いお店では、クレームにつながることもあります。
焼肉C様の体験談:QRオーダーからQRメニューに切り替えた話
ここからは、実際に両方を使った経験のあるお店の話を紹介します。
お店のプロフィール
- 業態:焼肉店(繁華街エリア)
- 席数:20席
- スタッフ:オーナー含め3名
Cさんは1年前にQRオーダーを導入しました。「人手が足りないし、注文ミスもなくなるなら」と期待していたそうです。
でも、使い始めて3ヶ月くらいで違和感を覚えたとのこと。
まず手数料が月2万円。20席の個人店にとって、毎月2万円の固定費は地味に効きます。さらに注文ごとの手数料も加わると、月のトータルコストはもっと上がります。
それ以上に気になったのが、「使いにくい」というお客さまの声。「操作がわかりにくい」「スマホ出すのが面倒」という意見が、特に常連さんから出てきたそうです。
そこでCさんは、QRオーダーをやめて閲覧型のQRメニューに切り替えました。
結果はどうだったかというと——
- 手数料が月2万円 → 0円に
- 注文は口頭に戻して、お客さまからの「使いにくい」の声がゼロに
- メニューの写真表示と多言語対応はそのまま活用
- 「おすすめは?」の会話が復活して、常連さんの満足度UP
オーナーの声
「QRオーダーは便利だったけど、うちみたいな小さいお店だと手数料がもったいなかった。閲覧型に切り替えてからは、お客さんと話す機会が増えて、常連さんも喜んでくれてる。メニューの写真はQRで見てもらって、注文は口頭。これが一番しっくりきてますね」
飲食店はどっちを選ぶべき?判断フローチャート
「結局うちにはどっちが合ってるの?」という方向けに、ざっくり判断できるフローをまとめました。
接客を大事にしたい
→ QRメニューがおすすめ。注文は口頭のまま、お客さまとの会話を残せます。
人件費を大幅に削減したい
→ QRオーダーがおすすめ。注文取りのスタッフを減らせます。ただし月額2万円〜のコストは発生します。
個人店・小規模店(〜30席程度)
→ QRメニューがおすすめ。手数料0円で、導入もかんたん。小さいお店にQRオーダーのコストは割に合わないことが多いです。
大規模チェーン(複数店舗)
→ QRオーダーを検討する価値あり。店舗数が多ければ、人件費削減の効果がコストを上回ることも。
まず試してみたい
→ QRメニューから始めるのが無難。無料で始められるサービスもあるので、リスクなしで効果を実感できます。
よくある質問
QRメニューからQRオーダーに後から変更できますか?
QRメニューとQRオーダーを両方併用できますか?
QRオーダーを導入したら、紙メニューは不要になりますか?
まとめ
QRメニューとQRオーダー、名前は似ているけど中身はかなり違います。
QRメニュー(閲覧型)は、メニューの見せ方を改善しつつ、接客スタイルはそのまま。手数料0円で、導入もかんたん。個人店や小規模店に向いています。
QRオーダー(注文型)は、注文・決済まで自動化して人件費を削減。ただし月額2万円〜のコストとPOS連携が必要。大規模チェーン向けです。
迷ったら、まずはQRメニューから始めてみるのがおすすめです。無料で始められるサービスもあるので、お客さまの反応を見てから次のステップを考えても遅くありません。
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